SDGs・カーボンニュートラルに向けた取組
環境配慮型有機材料研究会
●概要
カーボンニュートラルの具体的な取り組みとして、県内企業の環境配慮型材料による製品開発を促進する研究会を実施します。
今年度はセミナー・意見交換会による関連情報の提供のほか、当センターが開発したバイオマス複合プラスチック成形技術を自社製品へ活用しようとする企業と共に、自社で使用するプラスチックやゴム材料とセルロースファイバー(CF)の複合化試験を行います。
当センター開発技術の自社製品への適用性を実感していただく、実践的な取り組みです。
●研修予定/年間スケジュール等
第1回研究会 (10月23日)
- 技術講演(外部講師)
- 各社使用樹脂とCF複合化の試作結果の報告と意見交換会
第2回研究会 (2月下旬~3月上旬予定)
- 技術講演(外部講師およびセンター職員)
- 共同試作結果の報告と意見交換会
グリーンものづくり新技術普及事業
●概要
県内製造業の脱炭素、カーボンニュートラル、SDGsに繋がる先進的な技術情報を紹介します。『材料組織制御』、『設計最適化』、『データ活用』、『素材加工』、『素材評価』について、事例紹介を交えた分かりやすいセミナーを開催し、セミナー終了後には技術相談・企業訪問などを通じて活用をバックアップします。
例えば、「長持ちする部品を低コストで開発・製作したい」という要望があれば、『材料組織制御』で硬くする、『設計最適化』で壊れにくい形状にする、『データ活用』で試作回数を減らす、『素材加工』で加工コストを下げる、『素材評価』で開発した部品材料を評価確認する、などの活用が可能です。
●セミナー開催スケジュール(予定)
(9月13日開催)
『材料組織制御セミナー』
~金属表面の特性を制御~
(11月開催) 『設計最適化セミナー』 ~CAEの効果を体感~
(12月開催) 『素材加工セミナー』 ~製造現場の見える化~
(2月開催) 『データ活用セミナー』 ~機械学習による実験回数削減
(3月開催) 『素材評価セミナー』 ~最新設備による分析評価~