食品産業支援に関する取組
食研オープンサロン
●概要
食研オープンサロンは、毎月20日以降の水曜日に開放相談日を定番化して開催します。ここでは、食品関連企業の経営層や食品開発研究所を今まで利用したことがない企業が、職員をはじめ参加企業間でも意見交換を行います。共通の課題である商品化時の賞味期限、パッケージ包装、栄養成分、食品表示等の相談を気軽にできる環境を整えています。また、本事業を通じて、SDGs推進に繋がる新技術やトレンドを企業に紹介し、更にセンターで開発した食品の試食会や、実演等によりセンター技術を積極的に紹介します。
食品産業活躍人材育成事業
●概要
食品の品質管理や製品の品質向上に必要な知識や技術、品質評価手法を学び、付加価値の高い新商品の開発や品質管理などにおいて活躍できる企業人材の育成を目指します。
入社3年以内の担当者を主な対象として、「微生物制御、素材化加工、官能評価、商品開発」に関する基礎的な技術研修を実施します。
3年以上の方でも、再度技術を学び直したいという方については受講いただくことが可能ですので、ご相談ください。
開催予定
日 時 令和6年9月19日(木)午前9時30分~午後4時まで
場 所 エースパック未来中心(倉吉市駄経寺町212−5)
酒類ブランド化促進支援事業
●概要
鳥取県産酒類のブランド価値向上や輸出促進につなげるために、バナナ様の酢酸イソアミルを多く生産する鳥取オリジナル酵母(KU61)の泡なし株を育種しました。今年度は、本酵母を利用した仕込研修や官能評価実習、海外輸出の障壁となり得るカルバミン酸エチルおよび尿素の含有量について実態調査を実施することにより、鳥取オリジナル酵母の特長を皆様に周知し、活用を促進することで、鳥取県産酒類のブランド化を目指します。
研修予定
仕込研修:製麴 令和6年9月18日(水)~20日(金)
醪仕込 令和6年10月22日(火)、24日(木)、25日(金)
(上槽まで醪の経過観察を実施可)
場所 電子・有機素材研究所(鳥取市若葉台南7丁目1-1)
清酒官能評価実習:令和6年10月9日(水)
場所 湯梨浜町商工会館2F(東伯郡湯梨浜町龍島501-1)