11/26 ワークショップセミナー「軽量複合部材の接合技術」　開催のお知らせ

自動車部材の軽量化技術紹介の様子

令和３年11月26日、電気自動車などの次世代自動車で金属とプラスチックを接合して組み合わすことで車体を軽量化する技術について、各種接合技術や接着性を改善するプラズマ処理を紹介するワークショップセミナーを、集合研修（会場：機械素材研究所）及びWEB配信により開催しました。

講習会では、話題提供「自動車の軽量化と軽量複合部材の接合」では、自動車の車両を軽量化のために異種材料を組み合わせた軽量複合部材が用いられていることなどを、話題提供「大気圧プラズマ表面処理による接着性の改善」では、接着が難しい金属や難接着プラスチックにプラズマ処理すると接着性が改善することなどを紹介しました。実習「軽量複合部材の接着強度を高めるプラズマ処理」では、プラズマ装置を用いて難接着性プラスチック、アルミに対しプラズマ処理を行い、濡れ性や接着強度の変化を体験していただきました。

11/26  ワークショップセミナー「軽量複合部材の接合技術」開催のお知らせ

　鳥取県産業技術センターでは、電気自動車などの次世代自動車で金属とプラスチックを接合して組み合わすことで車体を軽量化する技術について、各種接合技術や接着性を改善させるプラズマ処理について紹介するワークショップセミナー「軽量複合部材の接合技術」を次のとおり開催しますので、是非、御参加していただきますよう御案内します。なお、本セミナーは７月２８日（水）に開催を予定していましたが、コロナウィルス感染急拡大を受け、開催を延期していたものです。

日　　時    令和３年１１月２６日（金） 午後１時３０分から午後３時３０分まで

開催方法    集合研修及びweb配信
　　　　　集合研修会場 　（地独）鳥取県産業技術センター機械素材研究所
　　　　　　　　　　　　 （鳥取県米子市日下１２４７　電話：０８５９－３７－１８１１）

内　　容　 （１）話題提供 「自動車の軽量化と軽量複合部材の接合」
　　　　　　　　鳥取県産業技術センター機械素材研究所 所長補佐 加藤 明
　　　　　　　　自動車軽量化のニーズ、軽量複合部材（アルミ、樹脂、複合材料等）による車体
　　　　　　　　部品、複合部材の各種接合方法について紹介します。
　　　　　（２）話題提供 「大気圧プラズマ表面処理による接着性の改善」
　　　　　　　　鳥取県産業技術センター機械素材研究所 無機材料グループ長 寺田 直文
　　　　　　　　大気圧プラズマ表面処理の概要を説明し、プラスチック材料等の改質方法につい
　　　　　　　　て解説します。
　　　　　（３）実 習 「軽量複合部材の接着強度を高めるプラズマ処理」
　　　　　　　　鳥取県産業技術センター機械素材研究所 無機材料グループ長 寺田 直文
　　　　　　　　自動車に使用される難接着性プラスチック等へのプラズマ表面処理と、それによ
　　　　　　　　る接着性の改善について演習を行います。
　　　　　（４）意見交換
　　　　　　　　参加者の皆様と電気自動車用部品の動向などについて意見交換を行います。
参加費    無　料

定員　　会場参加　１０名、web参加　１０名

問合せ先    機械素材研究所　寺田　直文
        電話　　　　　：０８５９－３７－１８１１
        ファクシミリ　：０８５９－３７－１８２３　　　
        電子メール  　  ：tiitkikaisozai@tiit.or.jp

チラシ　・・・・・・・・・・・・　 セミナーのご案内 (310.9 KB) 　　

参加申込みはこちらから　・・・・　 申込フォーム 　  （締切：11月24日（水））