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デジタルトランスフォーメーション(DX)推進による生産性の向上に向けた取組

「製造業 ×DX推進」プロジェクト

 令和5年度より、当センターでは重点プロジェクトとして「DX推進による県内製造業の生産性向上支援」に取り組んできました。令和6年度も引き続き、企業現場でのDX実装を実現するための研修や専門家派遣による現場指導、オーダーメイド型技術者育成事業による現場課題の解決など、企業ごとの状況に合ったメニューで支援を行います。

『DX人材育成研修』 

 製造現場への実装を想定し、導入方法や活用方法、運用方法等の一連の流れを学ぶ実習形式の技術研修 (IoT・AI・ロボットコース)を開催し、DX化や工場の管理責任者として価値創造ができる人材育成を行 います。研修内容については下記研修予定をご覧ください。

『DX人材育成教材開発』

 AI開発、ロボット開発人材の育成を目的とし、研修に必要なAI教材、ロボット教材を開発するとともに 企業の皆様が活用可能な教材・テキストを開発します。

  • AI(外観検査自動化):画像撮影のための最適な照明条件の検証を行う環境を構築するとともに、AI 画像解析処理の流れが学べるソフトウェア環境
  • ロボット(製造・検査工程自動化):「ロボットハブ」のロボットの周辺機器や安価な簡易ロボットシステムの設計・構築方法が学べる教材とテキスト

『DX実装専門家派遣』

 製造現場における課題解決について、技術的な指導・助言を行う専門家(生産工程の改善、自動化等)を派遣します。

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AI・IoT等の人材育成研修スケジュール(予定)

簡易ロボットシステム製作実践研修(9月~1月 全5回)

 とっとりロボットハブでは様々な種類のロボットを設置し、企業の皆さまのニーズに合わせた提案を行っています。一方、高額なロボット導入ではなくロボットで検証した内容を基に、より安価な方法で実装できる場合があります。今回の研修は、そのようなケースを想定し、下図のスカラロボットで検証した内容をロボシリンダーの組み合わせで再現する自動機の試作開発を行う研修です。

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DXPoTを活用した製造工程の見える化研修(10月25日開催予定)

 センターで開発したIoTツールである『DXPoT』を用いたデータセンシングとMicrosoft Power BIを使った研修です。工場などのDX化に向け、装置・機械などへのセンサ取り付けや、リモートでの稼働・環境監視を行うためのデータ収集と分析について学んでいただける内容です。

  工程の見える化とデータ分析実践研修の参加募集ページ

AIを活用した画像検査技術の導入研修 (11月予定)

 製造現場での目視による製品検査の(半)自動化を目的とし、AI画像検査装置の実装方法について学べる研修です。不良検査AIと撮影環境(カメラ・照明)と生成AIを活用したプログラミングについて学べます。電子有機画像03.jpg


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