ガスクロマトグラフ質量分析システム(熱分解装置使用)
この機器は鳥取施設にあります
機器概要
工業製品から揮発する有機化合物などの分離・分析に使用する装置です。試料導入部に熱分解装置を設置したガスクロマトグラフ質量分析計で、ガス化しにくい塗料やプラスチックなどの材料を直接分析することができます。
こんなことができます
- 揮発性成分の定性分析など
- 塗料やプラスチック製品に含まれる添加剤成分の特定(300℃までの加熱による熱抽出成分の分析)
- 塗料やプラスチック製品に用いられる樹脂成分の特定(600℃までの加熱による熱分解成分の分析)
- EU RoHS 指令の規制対象物質であるフタル酸エステルのスクリーニング分析
*2023年度公益財団法人JKA補助事業導入装置です
主な仕様
メーカー | アジレント・テクノロジー/フロンティア・ラボ |
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型式 | 5977C GC/MSD、EGA/PY-3030D |
イオン化法 | 電子イオン化(EI)法 |
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検出器 | シングル四重極質量分析計 |
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熱分解炉加熱温度 | 室温~1050℃ |
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機器の利用について
連絡先 |
鳥取施設 有機材料グループ TEL 0857-38-6200 FAX 0857-38-6210 |
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使用料 | 1000円 / 時間 |